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Visual Studio 2005 Team Edition for Software Developers

Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers を導入してみる

2006/02/22 Tomohiro Kumagai

□ Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers

昨年末のお話になりますけど、Microsoft 社の MSDN Enterprise Subscription から Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers を入手しました。

今までにも完成間近の Visual Studio 2005 は送られてきていて、結局のところ本格的に試してみることはなかったのですけど、それらについてのお話は EZ-NET 研究室: Visual Studio 2005 Term Suite Beta 2 を使ってみる EZ-NET: Visual Studio 2005 Term Suite Release Candidate を使ってみる でも少しばかりお話したりはしていました。

 

そして今回は、届いた Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developer をインストールしてみたときのお話です。

インストールする環境は、前バージョンの Visual Studio .NET 2003 Enterprise Developer および Visual Studio 6.0 Enterprise Edition、そして Visual SourceSafe 6.0d と Visual SourceSafe 2005 英語版がインストールされている PC です。

今回は該当しませんでしたけど、Visual Studio 2005 系列の Beta 版や RC など、それ以外でも異なる Edition が既にインストールされている場合には、それらを予め削除してからインストールする必要があるとのことでしたので、Visual Studio 2005 バージョン間で乗り換える場合には注意しましょう。

 

なお、このパッケージは主にソフトウェアをチームで開発するに当たって重要な、コード分析機能やパフォーマンステスト機能などのツールがそろっているものだそうです。

Professional Edition との違いといえばそれくらいと、あとは Office System を用いたアプリケーション開発が支援されていないといった感じなのでしょうか。さらに Standard Edition と比較すると、そこから SQL Server アプリケーション開発や、64 ビットアプリケーション開発などの支援がなくなってくる感じみたいです。

その辺りの詳しいお話は Microsoft 社のサイト Visual Studio ホームページ を参照してみてください。

 

□ Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers をインストールする

Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers のインストールは、今回は Visual Studio 2005 がインストールされていない環境だったため特に難しいことはなかったです。

MSDN から入手した Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers の ISO イメージを DVD-R などに焼いてマウントすれば Visual Studio 2005 のインストーラが起動しますので、後は手順に従ってインストールを進めて行きます。いろいろと迷いましたけど、今回は付属していた SQL Server 2005 Express Edition なども含めて、全てのコンポーネントをインストールしてみることにしました。

少々時間はかかりましたけど、難なくインストールは完了でした。

 

なお、既に Visual Studio 2005 の異なる Edition をインストールしている場合には、下記のコンポーネントを削除する必要があるとのことでしたので、そのような場合には "アプリケーションの追加と削除" からこれらを削除してから、インストール作業に移る必要があるそうです。

  • Microsoft SQL Server 2005 Express Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Tools Express Edition
  • Microsoft SQL Native Client
  • Microsoft Visual Studio 64bit Prerequisites Beta
  • Microsoft Visual Studio Tools for Office System 2005 Runtime Beta
  • Microsoft Device Emulator 1.0 Beta
  • Microsoft .NET Compact Framework 2.0 Beta
  • Microsoft .NET Compact Framework 1.0
  • Microsoft Visual Studio 2005 (Professional, Standard, Enterprise Architect, Term Suite など)
  • Microsoft Document Explorer 2005
  • Microsoft 64-bit SDK
  • Microsoft Visual Studio 2005 Remote Debugger (x64)
  • Microsoft MDAC 2.8 SP1
  • Microsoft MSXML 6 パーサー および SDK
  • Microsoft Visual J# .NET Redistributable 2.0 Beta Language Pack
  • Microsoft Visual J# Redistributable Package 2.0 Beta

そしてこれら Visual Studio 2005 関連のコンポーネントが削除された最後に、次の項目をアンインストールします。

  • Microsoft .NET Framework 2.0 Beta Language Pack
  • Microsoft .NET Framework 2.0 Beta

これらが残ったまま Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers をインストールしようとすると、それぞれのコンポーネントがインストール出来なかったりすることがあるそうなので、せっかくインストールするのですから面倒でも気をつけましょう。

 

□ Visual Studio .NET 2003 Enterprise Developer を削除する

今までほとんど Visual Studio .NET 2003 を使っていなかったこともあったし、Visual Studio 2005 をインストールしたことによって Visual Studio .NET 2003 は必要ないかなと思って、続いてそれを削除してみることにしました。

どのコンポーネントを削除したら良いかとか、こちらの詳細情報は得られなかったのですけど、たぶんきっと Visual Studio .NET 2003 そのものだけを削除しておけば問題ない感じなのでしょう。もうひとつインストールされている Visual Studio 6.0 については、Visual Studio .NET とは作りが大きく違うような気がしますので、こちらは残しておくことにしました。

 

コントロールパネルのプログラムの追加と削除から、今回は次のプログラムを削除してみます。

  • Microsoft Visual Studio .NET Enterprise Architect 2003
  • MSDN Library for Visual Studio .NET 2003

"Microsoft Visual Studio .NET Enterprise Architect 2003" を選択して 「変更と削除」 ボタンを押してみると、Visual Studio .NET セットアップが起動しました。そこで 2 の "Visual Studio .NET" を選択して、続いて現れるメンテナンスページにて "Microsoft Visual Studio .NET Enterprise Architect 2003 の削除" を選択すれば、削除手続きが始まりました。

Visual Studio .NET 2003 のアンインストール完了後、特に再起動は要求されませんでしたので、続いて MSDN Library for Visual Studio .NET 2003 のアンインストールを行いました。

 

これで Visual Studio .NET 2003 の全てが削除できたかどうかはわかりませんけど、プログラムの追加と削除のリストやスタートメニューからは Visual Studio .NET 2003 に関連するものが見受けられなかったので、とりあえずこれで削除完了という事にしておきます。

 

□ SQL Server 2005 Express Edition を削除する

Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers をインストールしたときに付属していた SQL Server 2005 Express Edition もインストールしてはみたのですけど、わざわざ PC 上で稼動しておくこともないかなと思って、削除してみることにしました。

というのも SQL Server は既に別の PC 上でも動作させていること。そして、せっかくだしとインストールした理由のひとつに、それを操作するための Microsoft SQL Server Enterprise Manager を使いたかったというのがあったのですけど、どうやら Express Edition にはそれが含まれていないようです。

そんな感じで、削除を行ってみることにしたのでした。

 

どれを削除したらいいのかよく判らなかったので、とりあえずアプリケーションの追加と削除の一覧にある "Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers - 日本語" を選択して 「変更と削除」 ボタンを押してみます。

すると Visual Studio 2005 のセットアップウィザードが起動します。次へ進むとメニューが表示されますので、そこで 「機能の追加と削除」 を選択してみたのですけど、インストールの時には一番下にあったはずの SQL Server 2005 Express Edition の項目が見当たりませんでした。

そこでアプリケーションの追加と削除から SQL Server に関わりそうなものをみてみたところ、次のようなものがありました。

  • Microsoft SQL Server 2005
  • Microsoft SQL Server 2005 Mobile [JPN] Developer Tools
  • Microsoft SQL Server Native Client
  • Microsoft SQL Server VSS Writer
  • Microsoft SQL Server セットアップ サポート ファイル (英語)

これらが SQL Server 2005 Express Edition をインストールしたことによって追加されたものなのか、それとも Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers が追加したものなのか判りませんけど、とりあえず確実そうな "Microsoft SQL Server 2005" の 「削除」 を行ってみることにしました。

すると、アンインストールする SQL Server 2005 のインスタンスの選択および、SQL Server 2005 共通コンポーネントといった削除項目の選択画面が現れました。そこからヘルプ画面を表示してアンインストールの方法を探してみたところ、どうやらここでインスタンスとワークステーションコンポーネントを削除すればいいようです。また Microsoft SQL Server Native Client についても触れられていました。

それ以外のものについては触れられていなかったので、とりあえずはこれだけやってみることにします。

 

まずは "Microsoft SQL Server 2005" を削除します。

するとセットアップの進行過程として次のものが表示されました。最初は SQL Server データベース サービスから構成され始めましたけど、そのままそれぞれのコンポーネントについての構成が始まりました。具体的に "削除" という文字はありませんでしたけど、これらが削除されたみたいです。

  • MSXML6
  • SQL セットアップ サポート ファイル
  • SQL VSS Writer
  • SQL Server データベース サービス
  • ワークステーション コンポーネント、Books Online

これによって、事前にチェックした SQL Server 関連と思われるコンポーネントは次のものだけが残りました。

  • Microsoft SQL Server 2005 Mobile [JPN] Developer Tools
  • Microsoft SQL Server Native Client

続いて "Microsoft SQL Server Native Client" の削除を行いました。これについては削除ボタンを押してみると、こちらは特に何かを選択することもなくすぐに削除が完了しました。

もうひとつ残った "Microsoft SQL Server 2005 Mobile [JPN] Developer Tools" についてですけど、これはなんとなくですけど、Visual Studio 用の開発ツールのような感じがしますので残しておくことにします。

 

□ Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers を復旧する

Visual Studio .NET 2003 の削除が済んでこれで作業終了かと思ったのですけど、改めて Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition のクライアントツールをインストールしようとしたときに問題が発生したのでした。

CD-ROM ドライブへ Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition の DVD-ROM を挿入してみたところ、"splash.hta" を実行するためのプログラムが存在しないと言われてしまいました。調べてみると、この HTA という拡張子は "HTML Application Host" という意味を持っていて、どうやらこれを実行することで Microsoft SQL Server のインストーラとなるようです。

HTML Application Host というのは HTML とスクリプト言語、それに ActiveX などを組み合わせることで、ユーザーインターフェイスを構築する技術のことのようなので、これが動かなくなるとすれば、Visual Studio .NET 2003 を削除したことが影響していることが大きいような気がするのでした。

そこで、とりあえずそれを削除前にインストールした Visual Studio 2005 の修復作業を行ってみることにします。

 

コントロールパネルの "プログラムの追加と削除" から "Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers - 日本語" を選択して 「変更と削除」 ボタンを押します。

Microsoft Visual Studio 2005 のセットアップウィザードが起動しますので、次へ進んで 「修復/再インストール」 を実行します。そして "Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers - JPN Disk 1" を挿入して、修復手続きを行います。

これで後はしばらくの間、コンポーネントのインストールが行われ、途中で何度かシステムの再起動も挟みつつ…。これで修復作業 が終了するかと思ったのですけど、なんだか途中の再起動で復帰した後に一度ハングアップしてしまってハードウェアリセットしたり、その後も最後の Microsoft Visual Studio 2005 の修復が完了しなくて、何度やっても改善せず、結局のところ復旧作業は失敗に終わってしまったのでした。

 

仕方ないので今度はいったん Visual Studio 2005 を全て削除して、再びインストールしなおしてみることにします。

Visual Studio 2005 のセットアップウィザードから "Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers - JPN の削除" を選択して、Visual Studio 2005 の削除手続きを開始します。これも時間はそれなりにかかりましたけど、なんら問題なく削除することは出来ました。

削除手続きが完了してみると、Visual Studio と共にインストールされた可能性のあるコンポーネントの一覧が表示されました。

  • Microsoft MSDN 2005 Express Edition
  • Microsoft Visual Studio 2005 Tools for Office Runtime 日本語 Language Pack
  • Microsoft Visual Studio 2005 Tools for Office Runtime
  • Microsoft Device Emulator version 1.0
  • Microsoft .NET Compact Framework 1.0
  • Microsoft .NET Compact Framework 2.0
  • Microsoft SQL Mobile 2005 開発ツール
  • Microsoft Visual J# 2.0 再頒布可能パッケージ
  • Microsoft Visual J# 2.0 再頒布可能パッケージ 日本語 Language Pack
  • Microsoft Document Explorer 2005
  • Microsoft Document Explorer 2005 日本語 Language Pack
  • Microsoft Data Access Components 2.8 SP1 (Windows 2000 のみ)

また Microsoft SQL Server 2005 Express と併せて次のコンポーネントがインストールされた可能性があるとのことでした。

  • Microsoft SQL Server 2005 Express CTP
  • Microsoft SQL Server 2005 Express Tools CTP
  • Microsoft SQL Server セットアップ サポート ファイル
  • Microsoft SQL ネイティブ クライアント

そしてこれら全てを削除した後ならば、次のコンポーネントを削除しても大丈夫だそうです。

  • MSXML 6.0 パーサーおよび SDK
  • Microsoft .NET Framework 2.0 日本語 Language Pack
  • Microsoft .NET Framework 2.0

この一覧を見て、いちばん気になった点としては、"MSXML 6.0 パーサーおよび SDK" を最後の方で削除しないといけないというところでしょうか。先ほど Microsoft SQL Server 2005 Express を削除したとき、MSXML 6.0 も自動的に削除対象となってしまっていたんですよね…。

あと、SQL Server 2005 Express Edition も考慮に入っているところを見ると、もしかすると独立して勝手に削除したために、修復の際に上手く行かなかったのかも知れないです。"Microsoft SQL Mobile 2005 開発ツール" については、やっぱり Visual Studio 2005 側の機能のようですね。

 

ともあれ、先ほどの修復手続きでは Visual Studio 2005 の修復だけが出来なかった感じでしたので、とりあえずそれ自体は削除したし、他のコンポーネントはとりあえずそのままに改めて Microsoft Visual Studio 2005 Term Edition for Software Developers のインストールを行ってみることにしま した。

そして Visual Studio 2005 のインストーラを起動してみると、まだインストールされていないコンポーネントとして、"Microsoft Visual Studio 2005" の他に "MSXML 6.0 Parser" が挙げられていました。最後に削除すべきコンポーネントがやっぱり入っていなかったようです。

カスタムセットアップで今回は "Microsoft SQL Server 2005 Express Edition" を除外しつつ、インストール開始すれば、あとはしばらく待つことでインストールは無事に完了したのでした。

 

□ HTML Application Host ファイル (*.hta) を開けるようにする

Microsoft Visual Studio 2005 の再インストールが終わってみても、Microsoft SQL Sever 2005 Developer Edition のセットアッププログラムを構成している HTA ファイルを開くことは出来ませんでした。

そこで、この拡張子を持ったプログラムの関連付けが本来どのようになっているのか、そこまでは判らなくても何かきっかけが得られないかインターネットで探してみたところ、HTA ファイルの関連付けの方法が紹介されていました。それによると、HTA ファイルを処理するプログラム "mshta.exe" 自身に関連付けを行う機能が備わっている様子。

コマンドプロンプトを起動して次の命令を実行することで、HTML Application Host ファイルをそのまま実行することが出来るようになりました。

mshta.exe /register

なお、関連付けを削除したい場合には、"/unregister" をつけて mshta.exe を実行してあげればいいようです。


 

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