[ SETUP ]

Linux Slackware 10.2

CPAN を用いて Perl モジュールをインストールする

2009/05/29 Tomohiro Kumagai

□ CPAN

CPAN (Comprehensive Perl Archive Network) とは、各種 Perl モジュールをインストールするためのツールです。

多くの Linux ディストリビューションに付属しているツールとのことで、Slackware 10.2 にもインストールされていました。このツールを使用することで、Perl モジュールを簡単にインストールすることができるようになるのですが、使用するには予め設定が必要となるようです。

今回は、CPAN を設定し、モジュールがインストール出来る準備をしてみることにしました。

 

□ CPAN を設定する

次のコマンドを実行して、CPAN を起動させます。

perl -MCPAN -e shell

初めて起動した場合、 ここで初期設定が求められます。

表示されたメッセージを見る限り、設定をシステムに任せることも出来るような感じですけど、念のため [Enter] キーを押して、設定を確認しながら行ってみることにします。

質問内容 既定値 設定値
CPAN build and cache directory? /root/.cpan 既定値の通り
Cache size for build directory (in MB)? 10 既定値の通り
Perform cache scanning (atstart or never)? atstart 既定値の通り
Cache metadata (yes/no)? yes 既定値の通り
Your terminal expects ISO-8859-1 (yes/no)? yes 既定値の通り
File to save your history? /root/.cpan/histfile 既定値の通り
Number of lines to save? 100 既定値の通り
Policy on building prerequisites (follow, ask or ignore)? ask 既定値の通り

動作に関する質問に続いて、関連するプログラムが存在する場所についても尋ねられます。

ここで、既定値として指定されるパスは、そのプログラムが実際に存在する場所を表しているようですので、通常は既定値をそのまま採用して行けば問題ないと思います。

質問内容 既定値 設定値
Where is your gzip program? /usr/bin/gzip 既定値の通り
Where is your tar program? /usr/bin/tar 既定値の通り
Where is your unzip program? /usr/bin/unzip 既定値の通り
Where is your make program? /usr/bin/make 既定値の通り
Where is your lynx program? /usr/bin/lynx 既定値の通り
Where is your wget program? /usr/bin/wget 既定値の通り
Where is your ncftpget program? /usr/bin/ncftpget 既定値の通り
Where is your ftp program? /bin/ftp 既定値の通り
Where is your gpg program?   既定値の通り
Where is your favorite pager program? /usr/bin/less 既定値の通り
Where is your favorite shell? /bin/bash 既定値の通り

自分の環境で見つからなかった "gpg" というプログラムは、GNU の暗号化ソフト (GNU Privacy Guard) だそうです。PGP の GNU 版といった位置づけのようです。とりあえず、そのまま設定を続行し、後で必要になったらインストールしようと思います。

そして、構築に関わる設定の調整を行います。

質問内容 既定値 設定値
Parameters for the 'perl Makefile.PL' command?   既定値の通り
Parameters for the 'make' command?   既定値の通り
Parameters for the 'make install' command?   UNINST=1
Timeout for inactivity during Makefile.PL? 0 既定値の通り

ここで "UNINST=1" という設定値は、同名のモジュールが既にインストールされていた場合には、古いモジュールを削除するという指定だそうです。

 

続いて、ネットワーク環境周りの設定です。

質問内容 既定値 設定値
Your ftp_proxy?   既定値の通り
Your http_proxy?   既定値の通り
Your no_proxy?   既定値の通り
Select your continent (or several nearby continents)   2
Select your country (or several nearby countries)   4
Select as many URLs as you like (by number), put them on one line, separated by blanks, e.g. '1 4 5'   2 3 5
Enter another URL or RETURN to quit   既定値の通り

これで、設定完了です。

cpan>

上記のコマンドプロンプトが表示され、モジュールのダウンロードといった操作ができるようになります。

このコマンドプロンプトは、"quit" と入力することで、終了させることができます。

 

なお、CPAN の設定を再度確認したい場合には、CPAN のコマンドラインから、次の命令を実行することで行えます。

o conf

設定値を変更したい場合には、上記コマンドに続けて [オプション名] [新しい設定値] という形で、変更することが可能です。

 

□モジュールをインストールする

CPAN の設定が終わったら、モジュールのインストール方法は簡単です。

まず、CPAN コマンドプロンプトを起動します。起動方法は、初期設定の時と同じです。

perl -MCPAN -e shell

コマンドラインが起動したら、次のようにしてモジュールのインストールを行います。

install [モジュール名]

このようにすることで、上記の [モジュール名] で指定したモジュールを、自動的にダウンロードしてインストールすることが可能です。

 

 


 

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