URLParamFilter Version 1.1

INTRODUCTION

IIS で GET メソッドの引数ではなく URL 自体に値を持たせることを可能にするための ISAPI フィルタです。

URL の文字数制限も可能です。


ソフトウェア情報

情報

URLParamFilter

Microsoft 社 の Web サーバである IIS で、URL を引数として使用するための ISAPI フィルタです。

特定の条件の URL を見つけると、あらかじめ定められた URL へ置き換えます。その際、指定された URL はある法則で分離されて、環境変数に保存されます。これを使用すると、URL の一部を引数のように利用して、ひとつの ASP で処理したり出来るようになります。

 

また、文字数制限の機能も持っているので、異常に長い URL をブロックすることができます。URL 全体の長さのほか、最初に現れた "?" 以降、いわゆる GET メソッドの引数部分の制限も出来ます。

 

URLParamFilter はフリーソフトです。

著作権こそ放棄してませんけど、 ソフトウェア利用規定 の範囲でご自由に使ってくださって OK です。ただ、このソフトの利用によって何らかのトラブルが発生しても自分の責任で対処してください。

 

分類

このソフトウェアの分類は 【フリーソフト】 です。

著作権こそ放棄してませんけど、 ソフトウェア利用規定 の範囲でご自由に使ってくださって OK です。ただ、このソフトの利用によって何らかのトラブルが発生しても自分の責任で対処してください。

 

注意事項

単純に手を抜いただけともいうのですが、URLParamFilter 用のコントロールパネルを作成する余裕がなかったため、設定にはレジストリエディタが必要です。

レジストリエディタ自体は Windows に標準で搭載されているのですが、操作を誤ると Windows に致命的なダメージを負わせることも可能なツールのため、取り扱いには十分注意してください。

レジストリを操作するのが心配な方は URLParamFilter を使用しないことをお勧めします。万一、なにかトラブルを起こしましても、こちらでは責任を負えませんので。

URLParamFilter を使おうと思うくらいの方ならば、レジストリエディタくらい使える技量を持っておられるとは思いますけど ^^;

 

特徴

長所
  • GET メソッドの引数ではなく URL に直接、値を埋め込むことができます。GET メソッドの引数との共存も可能です。
  • 相対パスを利用することで応用範囲が広がります。
  • URL を使用しますので、ブラウザの環境にあまり左右されません。
  • URL 全体、GET の引数部分ごとの文字数制限が出来ます。
  • 仮想ドメインに対応しています。
短所
  • ISAPI フィルタを設定する権限がないとインストールできません。
  • URL を使用しますので、パスワードなどの秘密の値をやり取りするのには向きません。
  • 設定に、手動によるレジストリ操作が必要です。

 

発見されている不具合

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\EZ-NET\URLParamFilter\Database キーがない状態で IIS に組み込むと、URL 要求時に IIS が落ちます。暇なときに修正します。
  • 仮想ホスト名は大文字と小文字を区別しますので、たとえば localhost と LOCALHOST は異なるホストと捕らえます。そのうち、大文字と小文字を区別するかを示すフラグを搭載予定です。

 

動作環境

動作環境

  • Windows NT Server 4.0 + IIS 4.0
  • Windows 2000 Server + IIS 5.0

他の環境でも動くかと思いますけど、これらでしか試していません。

 

メモリ

…。

 

開発環境

Microsoft Visual C++ 6.0

 

ダウンロード

最新バージョン

最新バージョンは EZ-NET: URLParamFilter のページから確認してください。

以前のバージョン

上記のアーカイブにはマニュアルが含まれていません。

マニュアルは直接 Web 上の URLParamFilter Version 1.1 説明書 を参照してください。

 

関連リンク

 

おまけ

設定ファイル

サンプルということで、実際に自分のサイトで使用しているフィルタデータの設定ファイルを参照できるようにしてみました。

 

ログファイル

第3者の機密情報は含まれないはずですので、これもサンプルということで、実際に自分のサイトで収集されているフィルタログを参照できるようにしてみました。